けい。冬に桜の咲くところ出身。体内に7本のねじを持つ。2度の中国留学経験を持つ。中国語とその周辺をつれづれなるままに。


by johny_gee
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20090910 普通话を話せる中国人は53%

 《新京报》の報道によると普通话で受け答えができる中国人は53.06%だそうです。この数字について思うことを徒然と。

 53%ということは、数字の上から見ればわたしたちが一生懸命普通话を勉強しても、中国に行ってみたらほぼ2人に1人は通じないということになります。まぁ、実際はそんな筈もなく、地域差も大きい訳で、やはり大きな都市には普通话を話せる人がたくさんいますし、農村に行けば逆でしょうし。パックツアーなどで農村に行くことはまずないと思いますので、「せっかく勉強しても2人に1人しか通じないのかぁ」などと考える必要はありませんね。ただ、何かあって農村に行ってみたら10人目でやっと普通话を話せる人がいた、なんて可能性もあるわけです。そんな時は筆談に持ち込めば何とかなるでしょう。

 この"能用普通话交流"の基準はどの程度なのでしょうか。例えば中国人の大学生でも出身地によっては"n""l"の発音が区別できない子とかいます。"河南"(中国河南省)と"荷兰"(オランダ)が同じに聞こえちゃったりするわけです。
 大学教授でも"h"の音が抜けちゃう人は何人もいました。カタカナで書いちゃいますけど、"我是"が"ウォーシー"じゃなくて"ウォースー"になっちゃうあれですね。
 果たしてこういう人たちは53%の側に入っているのかそれとも47%の側に入っているのか。その辺もちょっと気になるところです。

 47%の人が普通话で受け答えが出来ないということと大いに関係があると思われますが、中国語がまだそれ程上手でない時でも外国人だとばれないことがあったりします。お互い黄色人種で黒髪でっていうのももちろん大きな要素ではありますが。"你的普通话比我好"なんてネイティブから言われたら、お世辞だと分かっていてもやっぱりちょっと嬉しくなります。義務教育が日本並みに全国に普及するにはまだ時間がかかりそうですから、しばらくは大丈夫でしょう。



 翻って、日本ではどうなんでしょうか。これも「共通語で受け答えが出来る」の基準をどの程度にするか次第かと思いますが、はたして何%の人が「共通語で受け答えが出来る」のでしょうか。

 名古屋に住む韓国人の友達を訪ねる時に、駅で(確か名鉄名古屋駅)韓国人の振りをして駅員さんに乗り場を尋ねてみたことがあります。メモ帳にハングルで駅名を書いて、わざわざ駅員さんに見えるように持って、片言で。駅員さんはそれはそれは丁寧に教えてくれました……かなりの名古屋弁で。わたしはもちろん分かりましたけど、教科書の日本語にしか触れたことのない外国人だったらおそらく半分くらいは分からなかったのではないでしょうか。

 群馬県民も、東京から約100キロという距離のせいか、あるいは東京と同じ関東地方だからという意識があるせいか、方言がないと思っている人が割りといます。ある程度の年齢で、更にずっと県内在住なんていう人だと
 「群馬にも方言はあるんかさ?」
 「群馬に方言はなかんべぇ。」
 「その『べぇ』は方言なんじゃねんきゃ?」
 「あー、そう言やそうだいのぅ。はー、でも他にはなげだいの。」
位のことは平気で言います。

 果たしてこれを「共通語で受け答えが出来る」と言っていいのかどうなのか。そう言えば、以前近所に秋田県出身の方が住んでいまして、そこの奥さんが話し好きでよく話しかけられたんですけど、大抵何度か聞き返しても結局よく分からず適当に返事をしていました。こうしたことを考えてみると、「共通語で受け答えが出来る」日本人の比率も決して高くはないような気がしないでもありません。


 特にまとめもないまま本日これにて終了。

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by johny_gee | 2009-09-10 12:58 | 勉強/学习/공부