20070727 お金の保管
2007年 07月 27日
これから留学しようと考えている人にとっては果たして1年ないしはそれ以上の(まぁ半年とかの人も大勢いますが)留学費用をどうやって中国に持って行こうか、はたまた持って行ったら行ったでどうやって保管しておけばいいのかというのは大きな問題だと思います。この9月から留学しようなんて考えている人もここを見てくださっているかも知れませんから今日はその辺りをちょっと書いてみたいと思います。
「中国留学1年100万」というのを割りとよく目にしますが、これまた随分と乱暴な数字だなぁと思います。
例えば学費。わたしが1度目の留学で通った学校は内陸部の河南省にありましたが、そこの学費は1年間で1200米ドルでした。とある団体を通じて申し込むと更にお安く1年間で1000米ドルです。わたしは2年目の時その団体経由で申し込んでいると勘違いされ1000ドルでした。でもわたしが今いる学校は1学期(半年)で1250米ドルです。※共にいわゆる語学留学と呼ばれるコースの話です。
例えば生活費。1度目の留学中によく食べていた麺は2.5元でした。大盛にしても3元でした。今の学校近所のお店では麺類は大体5元以上します。1度目に留学していた地域は産地ということもあってスイカが大変安く、時期になると丸ごと買っても1元したりしなかったりです。しかし今の学校の近所で売っているスイカは半玉で4元なら安いようです。
物価がこれだけ違うのに一括りに中国留学の費用はどうこうなんてことは言えないわけですよ。
ただし、地域に関わらず同じように問題になるのが日本円と人民元の関係です。平たく言えば日本円を両替したらいくらになるのよって話ですね。これが実に大きな問題です。例えば今日1万円をもって中国銀行に行き両替したら621.8元になります。わたしはおととい両替しましたが、その時は613.3元でした。たった2日で7元も違います。一週間前の2007年7月20日だとなんと604.5元です。17.3元も違っちゃうんです。ちなみに校内のスーパーでは500cc(かな?600くらいかもしれません)のペットボトルのコカコーラが2.7元です。何もしないのに1万円に付きコーラ6本+αが付いてきちゃう感じです。1万円で17.3元違うんですから100万円有ったら当然その100倍、1730元も差が着くわけです。ところがところが長いスパンで見ればそれどころじゃありません。ちょうど一年前の今日、2006年7月27日だと1万円がなんと671.4元です。さらにさかのぼること約1年、わたしが北京入りした2005年8月29日は1万円が716.5元ですよ。おとといは613.3元、なんと100元以上の差があります。ってことは100万円で考えたら10000元の差が出てくるわけですよ。10000元って今日のレートで言えばおよそ15万円ですからね。
これを無視して1年間でいくらってはじき出すのもやっぱりすごく乱暴だなぁと思うわけです。
毎月の生活費も人によって大きな幅があると思います。わたし個人のことを言えば、月で2万円消費することは滅多にありません。今月はパスポートだのビザだのと数万使っていますが。
そんな訳で1年の留学費用は一体いくらなのかって言うのは何とも言えないわけです。でもまぁなんだかんだで皆さん「中国留学1年100万」を頼りに100万円前後のお金を準備なさるんじゃないかと思います。じゃ、果たしてその100万円をどうしようってことになりますね。手持ちで行くのか、或いは現地で口座を開いてから振り込んでもらうのか。最近は日本の口座のをこっちのATMで直接引き出せたりもしますね。
気付いてみたらだいぶ長くなっていたのでこの項明日に引継ぎます。
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「中国留学1年100万」というのを割りとよく目にしますが、これまた随分と乱暴な数字だなぁと思います。
例えば学費。わたしが1度目の留学で通った学校は内陸部の河南省にありましたが、そこの学費は1年間で1200米ドルでした。とある団体を通じて申し込むと更にお安く1年間で1000米ドルです。わたしは2年目の時その団体経由で申し込んでいると勘違いされ1000ドルでした。でもわたしが今いる学校は1学期(半年)で1250米ドルです。※共にいわゆる語学留学と呼ばれるコースの話です。
例えば生活費。1度目の留学中によく食べていた麺は2.5元でした。大盛にしても3元でした。今の学校近所のお店では麺類は大体5元以上します。1度目に留学していた地域は産地ということもあってスイカが大変安く、時期になると丸ごと買っても1元したりしなかったりです。しかし今の学校の近所で売っているスイカは半玉で4元なら安いようです。
物価がこれだけ違うのに一括りに中国留学の費用はどうこうなんてことは言えないわけですよ。
ただし、地域に関わらず同じように問題になるのが日本円と人民元の関係です。平たく言えば日本円を両替したらいくらになるのよって話ですね。これが実に大きな問題です。例えば今日1万円をもって中国銀行に行き両替したら621.8元になります。わたしはおととい両替しましたが、その時は613.3元でした。たった2日で7元も違います。一週間前の2007年7月20日だとなんと604.5元です。17.3元も違っちゃうんです。ちなみに校内のスーパーでは500cc(かな?600くらいかもしれません)のペットボトルのコカコーラが2.7元です。何もしないのに1万円に付きコーラ6本+αが付いてきちゃう感じです。1万円で17.3元違うんですから100万円有ったら当然その100倍、1730元も差が着くわけです。ところがところが長いスパンで見ればそれどころじゃありません。ちょうど一年前の今日、2006年7月27日だと1万円がなんと671.4元です。さらにさかのぼること約1年、わたしが北京入りした2005年8月29日は1万円が716.5元ですよ。おとといは613.3元、なんと100元以上の差があります。ってことは100万円で考えたら10000元の差が出てくるわけですよ。10000元って今日のレートで言えばおよそ15万円ですからね。
これを無視して1年間でいくらってはじき出すのもやっぱりすごく乱暴だなぁと思うわけです。
毎月の生活費も人によって大きな幅があると思います。わたし個人のことを言えば、月で2万円消費することは滅多にありません。今月はパスポートだのビザだのと数万使っていますが。
そんな訳で1年の留学費用は一体いくらなのかって言うのは何とも言えないわけです。でもまぁなんだかんだで皆さん「中国留学1年100万」を頼りに100万円前後のお金を準備なさるんじゃないかと思います。じゃ、果たしてその100万円をどうしようってことになりますね。手持ちで行くのか、或いは現地で口座を開いてから振り込んでもらうのか。最近は日本の口座のをこっちのATMで直接引き出せたりもしますね。
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by johny_gee
| 2007-07-27 18:26
| 留学生活/留学生活/유학생활