20081119 『日本語と外国語』
2008年 11月 19日
『日本語と外国語』(鈴木孝夫/岩波新書)という本を読みました。外国語を学ぶという行為の中で普段あまり意識されない部分が書いてあって、改めて気付かされたこともいろいろありました。中国語のことはほぼ触れていませんが、外国語を学んでいる方は読んでおいて損はないかと。
■いくつか抜粋
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■いくつか抜粋
~大小取り混ぜて十数種の英和辞典の中で、英語では虹の色が六色だという事実に言及しているものは、最近まで一つもなかった。
~虹の色の数に関する限り、肝心の英英辞典も多くの場合、あまり助けにはならないのである。~肝心の色彩の数については、具体的にふれていないからである。
~イギリス人が馬肉も犬の肉も絶対に食べないという食文化を持つ民族だということは、今のような国際化時代に、私たち日本人が知っていなければならない重要な知識なのだが、これまで英語を長年勉強してきた日本人のうち何人が、このことを知っているだろうかということである。
このような事実は、英語で書かれた社会学の難しい文献や、高尚な英文学をいくら読んでも、なかなかお目にかかることが難しい種類の情報なのである。
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by johny_gee
| 2008-11-19 16:42