けい。冬に桜の咲くところ出身。体内に7本のねじを持つ。2度の中国留学経験を持つ。中国語とその周辺をつれづれなるままに。


by johny_gee
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20080517 水長城へ

 KOMAさんよりお誘いを受けて、jiyanYさんたちと総勢8名で長城を見に行ってきました。長城見学といえば一番メジャーなのは八達嶺長城で、パックツアーなどで長城を見に行かれる方はたいていここに行きます。他にも慕田峪長城、司馬台長城などがありこちらに行ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。でもわたしたちが向かったのは黄花城水長城というところです。正直わたしもまったく知りませんでした。水長城というだけあって
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このようにすぐ脇に人工湖があります。
 マイナーなのにはやはり理由があってひとつはこんな壁のようなところをよじ登るからかしらと思いました。
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 もうひとつの理由がマイナーな大きな原因かと思うのですが、政府が観光開発に力を入れていないということです。観光開発に力を入れていないということはつまりは管理もしていない訳で、入場券などもありません。入場券もないので、決まった入り口もありません。長城脇を適当に歩いて登れるところから登る、そんな感じです。ところが、この「頂上脇を適当に歩く」のに問題があります。近所の農民が(おそらく違法に)通行料を徴収しているのです。通行料と言っても2元ですし、わたしたちも最初に払いました。するとおばちゃんが言いました。「帰りもこの道から来るんだよ。」この時はこの言葉の意味が分かっていませんでした。そしてそれを知らないことによってその後どんな怖い目に遭うのかも当然知りませんでした。少し歩いていくとあまり安全とは言えなさそうなはしごが架けてありそこから長城に登れました。さっきの2元は、はしごの使用料と言うことでしょうか。

 そうこうして、上の写真のように壁のようなところを登ったり降りたりしながら歩いていきました。しばらく歩いてみんなで記念写真を撮ったり一休みしたりして、少し先に見えている櫓のところまで行こうということになりました。櫓へ向かう途中、櫓の方から戻って来た人にこの先に何があるかを聞いてみたら「何もない、長城があるだけだ。あの櫓の中に金をせびるばあさんがいるから気を付けな、すげーぜ」とのことでした。

 わたしはのんびり歩いていたのですが、KOMAさんもjiyanYさんも早々とばあさんの待つ櫓にたどり着き、なにやら押し問答している声が聞こえてきました。なんとこのばあさん長城の上で通行料を取っているのです。いやいやいや、ここはあんたのもんじゃないし。長城に上がる前のところはね、自分の農園を通るんだから通行料をよこせっていうんでしたから、はたしてそこがその人たちの農園なのかどうか知りませんけど、まぁ良しとしますよ。はしごも架けてたし。ところがこのばあさんと来たらねぇ、まったく金を取れる理由がないんですよ。長城の途中にいて「ここから先に行くなら金払え」ってまくし立ててるだけなんですから。しかもかなりの早口でいろいろまくし立てるくせに「どうしてあんたに金を払わなきゃいけないんだ?」とか聞いてもそれにはまったく答えません。しまいにゃかなり興奮してかなり大きな石を拾って振り上げました。滅茶苦茶です。しかも逃げるわたしたちを石を持ったまま追いかけてきました。頂上の上の決してなだらかでもない坂を走るのです。ただものではありません。あー恐ろしい。

 ばあさんのところから命からがら逃げ出し、そろそろ帰ろうかということになり、最初に登ったはしごは危なさそうだし別のルートで下りることにしました。しばらく行くとまた通行料を取ろうとするばあさんがいました。私たちは最初に払ったときにもらった紙を出して支払済みだと告げたところ、それは別のルートのだからこことは関係ない、早く払えの一点張りです。しかもこのばあさんなんと手に鎌を持っているのです。あんた山賊か。行きで払ったときに「帰りもここを通れ」と言ったのはこのことだったのです。別のルートには鎌を持ったばあさんが待ち構えているならそうはっきり言ってくれればわたしたちだって言われたとおり最初の道を戻ったのに。

 なんとかこの鎌ばあさんをクリアし下っていくと、更にもう一人ばあさんが待ち構えていました。今度のばあさんは武器は持っていないのですが、防御が堅固です。細い道にドアをつけています。閉められるとどうにもなりません。ひょっとしたら学割効くんじゃないのということで半分冗談で言ってみたらあっさり半額の1元になりました。

 下りきったところで昼食をとり、市内に戻りみんなで日本料理をいただき解散となりました。
 いやー、水長城に行かれる方、どうぞお気をつけください。

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by johny_gee | 2008-05-17 23:59 | 留学生活/留学生活/유학생활